liliのメモ帳

WIXOSSのことを中心にカード及びデッキの考察や感想、大会の結果報告、時折パック開封記事や雑談。 投稿不定期。

コリジョンのリスト紹介:パック再録組について

今週末に発売を控えた新弾、「コリジョン」。

にじさんじコラボ第二弾」や「キーセレクションの全ルリグの強化」など、様々な魅力を持つこのパック、最近「高騰していたキーセレクションで使える過去パックのカードの再録」が判明しました。

この記事は、「にじさんじ」がきっかけでWIXOSSの世界に入ってきた人向けに、今回再録されるカードについて簡単に説明します。

どれも強力な効果を持っているカードですので、持っていて損は無いです。

 *今回の参考画像は、全て初回収録時のイラストです。

・コードアクセル ファイトラ

 

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画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WX-22

キーセレクション初のシグニとして、キーセレクションスタート前のパックに収録されたカード。汎用的なアタック時除去と強力なLBを持つ事から、本業の「レイラ」デッキだけではなく、いくつかのデッキで赤エナ枠としても採用されてきました。近年値段が上がっていたカードのうちの1枚なので、今回の再録は非常にありがたいですね。にじさんじデッキにおいても、静凜デッキの赤エナ枠兼火力要員として採用は...どうでしょうか?(正直悪くはないですが構築に注意が必要です)

 

・差し伸べし者 タウィル

 

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画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_detail.php?card_no=WX22-006

ファイトラの同期のキー。通常パックの中では恐らく初めてのキーでしょう。共通するクラスを持つシグニを多く用いるデッキで、かつ墓地が比較的貯まりやすいデッキであれば、除去種類そのものへの防御手段がほぼほぼ存在しないトラッシュ送りの防御を行うことができます。こちらはどちらかというとオールスターのタウィルで見るらしいですが...?一応キーセレクションでも使えそうなデッキに心当たりがありますが、枠的にはなんとも言えないですね...

 

・ドーナ CHEER

 

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画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WXK-01

キーセレクション初のパック「クラクション」のトップレアの1枚。発動時の耐性付与、エクシード4で発動できるアタックスキップ、破棄することでレベル4サーチと無駄の無い働きをしてくれる優良キーです。キーセレクションにおいてはエクシードの計算を狂わせる「糾う者」の存在のせいで立ち位置はやや不遇ですが、それでも効果は強力です。

 

・一途の巫女 ユキ

 

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画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WXK-02

キーセレクションブースター第二弾「フルスクラッチ」にて出現時効果でバニラシグニをサーチしてくれることで、初動を安定させてくれるキーとして登場。出てきた直後は「偶数グズ子」というデッキの初動確保や、色タッチデッキで必要なエナにもなる初動シグニを引っ張ってくる役割が主でしたが、「ウリス」デッキの登場やキーをコストにしてグロウする「糾う者」の登場によりその価値は急騰し、キーセレクション産カードの中でも屈指の高額カードになりました。今回の再録での封入率がどれくらいかはわかりませんが、相場に影響はあるでしょうか...?

 

フラクタル・ゲージ

 

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画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WXK-03

こちらはこれまでとは異なり、主な戦場は「オールスター」と呼ばれるフォーマット。キーセレ以上に効果耐性持ちシグニが跋扈するこの環境において、シグニゾーンを消し去ることによる回避不可能防御はとても貴重。「ダッシュタマ」と呼ばれる高速デッキに対する有効札だったこともあり、その値段は上がっていました。こちらはキーセレクションでは今のところあまり見ないカードですが、今後カードプールの増加に伴い、オールスター環境のように耐性持ちシグニが跋扈する環境になる可能性もあるので、キーセレクションのみの方も持ってて損は無いカード...だと思います。(現ににじさんじとかメルとか緑ピルルクとか、特定の防御手段が通じないアタッカーを擁するデッキは増えていますしね)

 

 ・添遂の閻魔 ウリス

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画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WXK-03

ユキキー同様、「偶数グズ子」デッキの主力カードとして活躍するカード。エースである「超罠 モリアーティ」との噛み合わせが非常に良く、凶悪なロック性能と攻撃性能を両立できる一因となっていました。用途が比較的限定されやすいため、どれほどの需要があるかはわかりませんが、相場が落ち着く可能性は高そうです。

 

・カーニバル -K-

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画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WXK-04

こちらは高額ではあったものの、キーセレクションではあまり見ないカード。主な役割はオールスターフォーマットにおけるレベル4のグッドスタッフ(カードパワーが高い汎用カードを多く投入したデッキ)に近いようなデッキ、「カーニバル」において初動の安定、シグニの変化、相手シグニの無力化を請け負う高性能カード。「カーニバル」デッキの人気とその役割の希少性からかなりの高騰をしていました。キーセレクションにおいても一部デッキはこの効果を有効活用でき、持っておいて損は無いカード、といえるでしょう。

 

・ブリーディング・フォース

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画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WXK-05

キーセレクションにおける「ユキ」デッキはもちろん、その他の白デッキにおいても活躍が見込める、白の汎用アーツ。

オールスターフォーマットでも「創世マユ」などのデッキで見ることが多く、登場からずっと、様々なデッキでフォーマットを問わず活躍してきました。

「ユキ」デッキ自体、コリジョン新規で大幅強化の恩恵を受けたデッキの1つですので、「ギバラ4投したデッキを使いたい」方にとってはカニキーの再録同様に追い風ではないでしょうか。

 

ジャイアント・キリング

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画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WXK-05

フォーマットを問わず「エルドラ」デッキを組む際重要になるカード。「エルドラ」デッキにとっては2エナという軽めのコストに対して凶悪な効果を使える防御札、他のデッキにとっても4エナという重さと引き換えに耐性の少ない防御を撃てる優良カードとして、ブースター「レトリック」での登場以来かなりの高値を維持してきました。「レトリック」におけるトップレアと言ってもいいかもしれません。「にじさんじ」デッキでも採用可能なアーツであり、白エナで青エナを払える委員長デッキや青エナが発生することが多い静凜デッキでも一応採用の余地はあります(正直な所、静凜デッキならともかく委員長デッキではよっぽどこのカードが刺さる環境とかでもない限り採用されることはありませんが...静凜デッキにおいてはハンデスと面開け防御を同時に行えるアーツとして一考の余地はありかもです)。

 

以上、「コリジョン」における元パック出身の再録カード紹介でした。