liliのメモ帳

WIXOSSのことを中心にカード及びデッキの考察や感想、大会の結果報告、時折パック開封記事や雑談。 投稿不定期。

レクチャー:にじさんじからWIXOSSを始めよう!(3)

さて、2020/2/22に発売されるコリジョン。「キーセレクションの全ルリグ強化」なだけあり、にじさんじデッキも例外なく強化をもらいました。

そしてこの強化は、デッキ構築にも大きな影響を与えるものでした。

では、にじさんじ新規カードについて解説します。

 

・さんばか

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画像引用元:https://twitter.com/wixoss_TCG/status/1225721278444654592?s=20

レベル2をサーチして序盤の動きの安定化に貢献してくれ、さんばかが盤面に揃っていればアタック時にドローを行える《コードVL 戌亥とこ》。相手の低レベルシグニの効果をシャットアウトして序盤の点の取り合いや「華代」(低レベルシグニで効果を駆使して点要求を行うアグロデッキ)に対して強く出れるようにしてくれる《コードVL リゼ・ヘルエスタ》。自陣のシグニをパンプしてパワーラインを上げながら、リゼとの連携で実質ノーコスト対象制限なしバウンスをしてくれる《コードVL アンジュ・カトリーナ》。この3枚のシナジーはとても高く、正直無理にレベル3を入れるよりさんばかやリゼアン揃えた方がいいのではというくらいなので、デッキ構築に大きな影響を与えると思います。

レベル2盤面では基本さんばか揃えて攻撃した方がいいと思えるくらいには強いです。下手したらレベル3盤面でも通用するかもしれない。

やっぱコリジョンのR以下って結構やばいの多いなと思いました。

 

・ギバラ

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画像引用元:https://twitter.com/wixoss_TCG/status/1226060598087122945?s=20

そしてSR枠では最後に満を持して公開された《コードVL 御伽原江良》。さんばかほどデッキ構築に与える影響は大きくはないですが、《コードVL 鈴鹿詩子》とセットでの採用が考えられたり(委員長やしずりんデッキだとハンドが過剰になりがちではあるのですが、でろーんデッキでは案外いい感じにハンド補給できたりします。ギバラの効果で出現時効果のエナの負担が減るのも〇。)、単純に蘇生などの場出し防御に睨みを利かせれるようになったりと、《コードVL 戌亥とこ》と合わせてバースト枠には入りそうなため、採用されそうな枚数こそ1,2枚ではありますが、他のカードの採用にも関わってくるため、にじさんじデッキへの影響はありそうです。

このカードについては別の記事で詳しく考察しているので、ここではこれくらいで。

考察記事:https://lili416.hatenablog.com/entry/2020/02/08/214823?_ga=2.257792515.943720517.1581134738-498303167.1579751266

 

 番外編

・ハイマット・レイ

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画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WXK-10

にじさんじカードではないですが、ルリグデッキの構築に大きな影響を与えそうだったので取り上げます。

このカード、エクシードで防御をほとんど行わないにじさんじデッキとは非常に相性が良く、《ナンバー・バインド》あたりと相談の枠に収まりそうです。

ただ、《ネクスト・レディ》や《ダブル・チャクラム》とエクシードの取り合いになるのが悩みどころ。

ネクスト・レディ》を採用するか、しないか、《ナンバー・バインド》が環境に合っているかいないか、《ダブル・チャクラム》が刺さるデッキがどれほど環境にいるかなど、判断材料は多いですがそれでも、にじさんじデッキのアーツ枠に入る可能性があるくらいにはスペックが高いです。

・サポーター 鈴原るる

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画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WXK-10

一応ルリグが「にじさんじ」であればノーコインで出せるので、触れておきます。

このキーは「手札1枚をコストにした、低レベルのバウンス効果」と「レベル4委員長のような特定色のエナの代替効果」と「キー自体を破棄することによる1面バウンス」の3つの効果を持ち合わせていますが...率直に言うと、1つ目の効果と2つ目の効果の噛み合いが非常に悪いです。

「基本、なるべく長く使いたい効果」であるエナの代替効果と、「後半腐り勝ちな効果」である低レベルシグニのバウンス効果は正直相容れなく、華代相手でもなければ後半はあまり刺さりません。

ただまあ、《ドリーム・トライアングル》をレベル3までの委員長やでろーんや静凛デッキでもフル活用できたり、赤か青のアーツを挿して奇襲気味に使えたりと、使える効果ではあります。また、低レベルバウンスも、手札さえ確保できれば序盤の点の取り合いで優位には立てます。例のごとく「華代」相手には最後まで刺さります。ただ、効果のかみ合わせの悪さが目立ってしまっただけです...

個人的には《ホーリーグランドスラム》を撃てるように白タマデッキ(にじさんじ同様、白色多めのデッキ)に差し込んだりとか、白デッキのサポートとしての役割が強いと感じました。

しかし、このキーとさんばかの登場により、これまで以上に序盤の点要求がやりやすくなったので、でろーんデッキのようなアグロ型デッキでの採用の可能性は十分にあります。なんなら「にじさんじ」デッキであれば、札確保が比較的しやすいため、このキーの効果を十分に活かしながら序盤に点差を付ける、なんて動きも容易だと考えています。(このデッキもそのうちこのブログで紹介したいです)

 範囲が狭まった分、軽めの除去を使えるようになった黒鍵キーみたいなものでしょうか。

総括

主にレベル4以外の枠に大きな変動がありそうな新規追加だと感じました。レベル4自体はギバラとかが少し入るかも程度なのですが、レベル3枠はドーラだけになったりするんじゃないでしょうか。それくらいには「さんばか」は皆強いです。

コリジョン発売が待ち遠しいですね。

それでは。