リンカーネイション新規考察:にじさんじコラボカード(赤の組織組)
お久しぶりです。諸事情でしばらくTwitterから離れていました。その間ににじさんじコラボカードがどんどん発表されていたようで。
最近公開されたにじさんじの新シグニ達。
効果を見ていて、どれも多少の癖はありますが扱い切れれば強いカード達だと感じました。
今回のトリオシグニ枠である、「赤の組織」の面々。
彼女らのカードとしての効果は、にじさんじの各ルリグの戦術だけでなく、他の一部デッキの強化もしてくれるものでした。
今回は3枚それぞれ考察していきます。
順番に見てみましょう。
・《コードVL 魔使マオ》
アロスピルルク(キーセレ)とにじさんじの両方のデッキをサポートするカード。やろうと思えばレベル2からハンデスを行いやすくなり、これまで以上に積極的に相手の手札を枯らしに行けるようになりました。
アロスピルルクは出現時効果を、静凜は自動効果を主に使う形でしょうか。
アロスは未経験なのでコメントできないのですが、静凜デッキとしては低レベルのハンデス札は正直ありがたいですね。
多色条件についてはデッキによるとしか言いようが無いですね。ただおそらく効果の条件的には「赤の組織」組を盤面に揃えることを念頭に置いたデザイナーズコンボでしょう。
・《コードVL えま★おうがすと》
タウィル(キーセレ)とにじさんじの両方をサポートするカード。目を引くのは自動効果。「赤の組織」等で揃えた時前提の効果とはいえアタック時にノーコストで8000以下バニッシュはシンプルに強力。
また、出現時効果も強力であり、タウィルデッキはもちろん、にじさんじデッキにおいても《コードVL リゼ・ヘルエスタ》など、強力なレベル2以下シグニを蘇生できるため使い勝手はいいと踏んでいます。
なんで色/クラス指定ないんですかねこの効果。流石汎用。
・《コードVL ルイス・キャミ―》
白トリック...いやまあ、怪盗と考えると適役なクラスではありますが。そもそも前弾でカリオストロいましたね。
自動効果は自分以外のシグニが2色でレベル2以下の相手シグニのバウンス、出現時効果はデッキからレベル3以下の無色以外のシグニのサーチ。
ぶっちゃけ自動効果はどこぞの錬金術師のフリーバウンスと比べるとうーんって感じがしますね(いやまああっちがおかしい説もありますけど。リゼアン前提の効果とはいえ。)
おそらくメインは出現時効果でしょうか。若干重めのコストですが、「赤の組織」組を始めとした様々なシグニをデッキからサーチできます。
制限も限定も無いためエナさえ用意できれば序盤のリクルーターとして活躍できるのではないでしょうか。
個人的にはこの出現時効果、「怪盗」という特徴を可能な限り再現してると思うんですが(盗むのは自分のデッキからですが)皆さまどうでしょうか。
・総括
個人的にこの中で特にやべーなと思ったのは《コードVL えま★おうがすと》です。出現時効果だけでも強いのに自動効果も起動できると蘇生と面開けを1体でこなせる。少し癖はありますが結構強いと思います。
おそらくではありますが、前弾のさんばかがレベル1~2の盤面形成を想定されているであろうデザインだとすれば、今弾の赤の組織はレベル2~3の盤面形成を想定されているデザインの気がします。それかにじさんじデッキの更なる多色化推進か。
3体揃えて一斉攻撃すると1ハンデス+レベル2以下1体バウンス+P8000以下シグニ1体バニッシュとなるので中々の効果ではないかと思います。
いずれにせよ、にじさんじデッキの幅はまた広がったと感じました。
残すリンカーネイションの未発表にじさんじカードはあと2枚。
さんばかアーツと童話組キーです。
果たしてどのような効果になっているのか、期待です。
それでは。
リンカーネイション新規考察(2):転生コンテンポラ、来る
久しぶりの更新です。ここんとこ色々あってロクに文が書けない状況が続いていました。
とりあえずリンカーネイションは購入しようと思います。無論、三密を回避しながら。
さて、そんなリンカーネイション。本日新規カードが発表されました。
それがこちら。
オールスターのアンデッキでは強固な耐性を味方にばら撒き相手を苦戦させたカード、コンテンポラが転生してキーセレの世界にやってきました。
特筆すべきは1つ目の効果。
常時効果で、自分のターン中に相手のトラッシュのカードの色とクラスを消失させる効果を持ちます。
...は?
あの、
その、
また蘇生メタか???
前弾で凶悪な蘇生メタ出しましたよね???
いやまあ今回のメタ対象はバッチョとかウトゥルスキーのエクシード4なんですけど、
いや、その、
きっついです。
特に偶数グズ子。あのデッキはバッチョからモリアーティ2枚投げつけてあれこれ、っていう動きがあったのでそれがこいつ1枚で破綻するとなると構築の見直しが必要になってくると思います個人的には。
救いだったのは同弾でこいつが収録されることです。
アウェイク同様、蘇生対象の色指定もありませんし、白黒型にすれば採用が検討できるのではないでしょうか。
幸い、白の汎用の偶数レベルシグニも結構強いの揃ってます。
さっき挙げたギバラは勿論、
このカードも、
先日発表されたこのカードも、
新弾の同期のこのカードも入れられます。
配分さえ気を付ければ、色事故も起こりづらいのではないかと。
今度色々落ち着いて来たら白黒偶数グズ子の考察記事の方を上げたいと思います。
で、多分そのデッキには、1枚、多くて2枚ではありますがこのカードも入る事でしょう。
目を引くのは特定カードへのメタ効果ですが、何気にバニッシュ以外に対する耐性、ある種の暗殺拳用効果も搭載と効果が盛りだくさん。
LBも強力で、実質ダメージを無かったことにできる凶悪効果です。
ただ、このカードでダメージを受けるデッキがどれほどいるか...
以前CEREMONYで握った偶数軸黒カニも、ウトゥルスキー軸なんでこのカード1枚でかなりの蘇生手段潰されるんですよね...いやまあメンダコギロチンという打開策もありますが。
いやまあ、
5型黒カニはこいつ投げられただけで全面防御される可能性が非常に高くなりましたが。
新弾リンカーネイション、幾多のこれまでのキーセレとは違う趣のカードを出して来ました。
次もまた、一風変わったカードが来るのでしょうか。注目してます。
それでは。
リンカーネイション新規考察(1):キーセレ最後のパックは何を持ってくるのか
先日から発表が始まった「リンカーネイション」新規カード。
「全ルリグ強化」を謳うだけあり、現状公開されている全てのカードが驚愕のルリグ指定なし。
汎用大量増加が予想される今弾、これまで発表されてきたカードについて考えていきたいと思います。
・希望の蒼天 マユツキ
青天使1枚目。
単刀直入に言わせてください。
ぶっちゃけキーセレじゃ玩具です現状は。
自動効果を満たしながら次のターンまで生き残るなんてできても先1立て。おまけにキーセレじゃ3色マナを1ターン目に満たすのは正直難しいと思います。
(投稿者が考えた条件達成ルート(先1想定))
使用ルリグ:にじさんじ
青以外エナチャージ→《月ノ美兎 レベル1´》にグロウしてエナチャージ(青と手貼り以外の色のカードがエナに行く必要あり)(運ゲーポイント)→《ファイト・ゴースト》を発動して山札から《コードアート・T・M・B》と適当な電機をサーチ→TMB召喚して効果で手札のこれまでエナに送っていない青以外の色のカードを1枚エナへ→マユツキ立て(この時点で残り手札2,3枚)
(なぜ青以外が条件に付きまとうかと言うとP3000だとバニラシグニに殴られて沈むからです)
多分キーセレの中では比較的やりやすい動きではないでしょうか。一応静凜デッキであればハンデスは有用ですし5cとか4c構築もよくあることなんで一見できやすいように見えますがこいつ自身を引っ張ってこれないのが痛すぎる。
それにP4000立てしたとしてもパンプされて上から叩かれるリスクが痛すぎる。
今後の新規次第ですが果たして...?
・聖墓の蒼天 ムンカルン
青天使2枚目のSR。不用意に除去できない面倒な自動効果持ちです。
直接的な点数要求能力こそないもののピーピングハンデスによって相手の鯖などを的確に叩き落とすことで疑似的な要求ができるのではないでしょうか。
ただあくまで疑似的な要求なのと、青タマって従来のレベル4全員が要求できるわけじゃないんで、どれ程入るかは未知数ですね。
・羅菌 バオバブーン
キーセレにしては珍しい汎用の手札切り効果。羅菌と書いてありますが羅菌要素は一体どこに行ったのか。
シンプルに使いやすいレベル1シグニだと思います。ただメルにとっては枠的に入りませんし汎用カードですねシンプルに。
・羅菌 サメカンユ
相手のLB(特にリソース系)の発動を牽制するカード。これもまたこれまでのキーセレでは珍しい効果だったのではないでしょうか。
エナチャージに反応する関係上、チューリップ組女子コンビとの相性が良いのは狙ったんでしょうかそれとも偶然でしょうか。
中々厄介そうなシグニですね正直。
・轟書 ガブリエルト
終盤、防御しきった後のカウンターとして有効そうなレベル3。LBも序盤のシグニ焼きやドローに使えたりと無駄の無い仕様です。
ルリグトラッシュ8枚か9枚で撃つと標準的なレベル4シグニ焼けますし4枚以上8枚未満で撃っても結構優秀な除去かましてくれます。
轟書でガブリエルト...?となりますが、中々使い勝手の良いシグニではないでしょうか。
・爆砲 アヤボン
ついに書であることを放棄しました。いやまあ確かに、ウェポンという定義上は間違っていないんですが。
如何にも多色花代に悪用されそうな効果してるなあと正直。黒エナ枠にもなりますし。
花代で暴れそうな...となる1枚です。
・理英の白箱 シュレデ
今度は英知→英知の転生。魔導書の中に手榴弾紛れ込んでたり羅菌要素無いのに羅菌要素名乗ってたりしてたこと考えると結構正統派?な転生ではないでしょうか。
効果は結構えぐいです。これによってエマの要求コンボがさらに広がりました。
エマって《GF イザベラ》とかショーギとかシグニ1体をコストにアタックフェイズ中に面開け行うシグニ多かったので。何を出すかの第一候補はこいつでしょうか。
あとこのカードによって《コードVL 早瀬走》をエマに出張させるという構築も検討できるようになりました。自分のアタック時に場を開けながら面開けするシグニと相性良いもので。
このカードによって《ネクスト・フューチャー》への依存度も低下しましたし、良いシグニだと思います。
・美英の鑑賞 ルーブル
レベル2なのに結構えっげつないメタ効果持ってきやがりましたね...
すぐにどかさないと面倒なことになるシグニ。何故レベル2シグニにアタックフェイズでも使える正面バニラ化効果を与えてしまったのか。
あのシンデレラも暴れられますやんバニラ化効果で。
とまあこんな感じで、これらの強化によってエマはより《ネクスト・フューチャー》による追加ターンに頼らない殴り方ができるデッキになったと思います。
高速轢き殺し連パンだけでも面倒なのにメタカードも突っ込みやすくなったの、普通に厄介では?
以上、とりあえず先週発表されてる分のカード考察でした。
振り返って思うと、キーセレよりかはオールスターみがあるカードが多いですね。キーセレ期最後の打ち上げ花火か何かでしょうか。
期の区切りの周辺のパックなどでは結構壊れなカード出るのが他TCGでは結構あるようですし(遊戯王のマキシマム・クライシスだのデュエマのDMRP-12だの...)。
既に今週も不穏なカードが発表されていましたし、今後どうなることやら...注視していきたいと思います。
それでは。
投稿頻度の変更について
「WIXOSS note」管理人のliliです。
デュエルスペースの閉鎖、相次ぐ大会の中止によって、TCGをプレイできる場所や機会はどんどん限られていってます。
DiscordやSkypeを用いた通信対戦という選択肢もありますが、新しく環境を整備する&新デッキ用のカードを買うための外出にも常にリスクが付きまとう有様です。(通販という選択肢もありますが...)
私達を取り巻く状況は日に日に悪化し、ついには一部の都市で緊急事態宣言が出される事態になりました。
これらの現状と、大会の消失とここ最近の情勢の変化による諸事情により従来通りの週3投稿がこれまで通り続けられるかどうか見通しが立たないことを考慮し、「WIXOSS note」の投稿頻度を見直し、事態が収束するまでは毎週火・木・土の投稿ではなく不定期投稿という形を取らせていただきたいと思います。
ただ、今後投稿頻度が減るとは限らず、新弾「リンカーネイション」のカードについては、可能な限り考察を重ねていきたいと思います。
事態が収束し次第、投稿頻度について再度検討したいと考えています。
いずれこの事態が収束することを願って。
それでは。
リンカーネイション新規考察:《闘争の記憶 リルVSカーニバル》
前回の記事(https://lili416.hatenablog.com/entry/2020/04/02/200000?_ga=2.163194748.1921052942.1583705666-1613215503.1580039879)に引き続き、今回もリンカーネイション新規のより深い考察です。
今回考察していくのは、リンカーネイションの目玉の1つである「ライバルキー」の1枚、《闘争の記憶 リルVSカーニバル》です。
WIXOSS3期である「Lostorage incited WIXOSS」の主人公ルリグとボスルリグの2体の対峙は、今後のデッキ構築と戦略にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
早速それぞれの効果を考察していきましょう。
・グロウフェイズの間、お互いの有色ルリグのグロウコスト消失
ライバルキー特有の、お互いに影響を及ぼすプラス効果。効果が及ぶタイミングをグロウフェイズに限定することで《ビカム・ユー》による悪用を防いでいるのがポイント高いですね。
現状キーセレにおいてはそんなにグロウコストが重い有色ルリグがいない関係上、主に輝くのは3コストの4レベルグロウが多いオールスターでしょうか。特に強力な効果を持つ《アロス・ピルルク N》との組み合わせが個人的に面白そうかなと。
ただ相手にもプラスの効果を及ぼすため、0コストグロウのレベル4が多い昨今ではありますが、使い時には気を付けた方が良さそうです。
・コイン1枚をコストに、手札のシグニをサーバントZEROとして場に
緊急避難的な使い方をする効果ですね。
コイン1枚の効果としてはいささか物足りない感じがありますが、コイン1枚のキーの防御手段としては及第点ではないでしょうか。
ただ、今のキーセレには場出し防御キラーの《コードVL 御伽原江良》がいるため、この効果がどれほど活かせるかはわかりませんが...
・1ダメージとコイン1枚をコストに、相手シグニ1体をバニッシュ
中々に特徴的な効果。普通に使うとトントンどころかこちらのアド損になる効果です。
というわけで、この効果を上手く使う場合、他のカードとのコンボだったり状況を考えた方が良いと思います。
こちらでも考えてみました。
1.《超罠 ミミック》+《生生流転》による暴発コンボ(キーセレクション)
古典的ではありますが、この2枚を用いたキーセレでも使用可能な暴発コンボ。
《欲英の発見 アルキメス》あたりを仕込んで暴発させれば、1面開け込みの全面防御に繋がります。
欠点としては必要な札とコインの多さですね。
ルリグデッキ2枚+メインデッキ2枚+コイン4枚orコイン2枚+緑2無2食うので今となっては正直どうなのか...と。
2.ダブルクラッシュなど、1枚で2点以上持っていくシグニの処理
一番現実的な使い方はこれでしょうか。特に《炎魔の豊穣 シュプ=ニグラ》なんかは、ダブルクラッシュを得ずに2点以上取ってくることがあるので、《千変万化》でも処理できない場合がありまして。(アサシンを取得しない場合)
こうした時に重宝するのではないかと。あとは白タマのようなシグニが入れ替わったり連パンしてきそうなルリグ対面だったり。
オールスターでもシグニが連パンしてくるデッキも多いので、そういう時に使えるのではないでしょうか。
...とまあ、ここまで書いたはいいんですが。
正直相当癖の強い効果です。2番目の使い方が一番現実的です。オールスターでは暴発手段はこれ以上に色々ありますし(エルドラあたりが代表的でしょうか)。
ただ1面開けれるのはルリグによっては結構得点に繋げられる効果なので、1ダメージ+1コインの価値があるかどうかはそれぞれに寄るのではないでしょうか。(特に面開けしづらいルリグは)
・総括
とにかく癖が強いキーです。全ての効果を1つのデッキで活かしきるのは私が考えた限りでは難しく、構築センスと環境に応じた採用が求められるカードだと思いました。
ただ、可能性も感じれるキーなので、オールスターでの採用をメインに考えたいと思います。
それでは。
リンカーネイション新規考察:《コードVL 健屋花那》
先日発表された【リンカーネイション】の新規カード。
でも軽く考察しましたが、今回から1枚づつより深く考察していきたいと思います。
今回の対象は《コードVL 健屋花那》。
・白では貴重な蘇生能力
まず目を引くのが、出現時のレベル3以下のシグニの蘇生能力。
コストは白1無1とやや重めかつレベル4シグニを蘇生できない効果ですが、それでもキーセレの白では貴重な比較的気軽に使える蘇生効果。
特に委員長デッキやでろーんデッキにおいてはシグニの使いまわしが中々難しかったのもあり、相当重宝する効果です。
例えば、
華代対面で皇女を蘇生して相手に圧を掛けたり、
デザイナーズコンボかましてエナを補いながら連パンしたり、
さらに面開けしたり、
少し変わった使い方ではありますがさらにエナ回収に繋げたりと、
にじさんじデッキだけで考えても、結構多彩な使い方ができる効果になっています。
色を問わず、出現時効果も発揮させてくれるのがポイント高いですね。
・疑似的な低レベルシグニのバニッシュメタ
これまでにじさんじデッキの汎用枠SRシグニは、何かしらのメタ要素を持っていました。
他の電機シグニが場にいるとダウン&バウンス耐性を持つ、《コードVL える》。
数多のアンコールアーツやベットアーツを1枚でほぼ無力化する、《コードVL 鈴鹿詩子》。
キーセレ最強クラスの蘇生メタ、《コードVL 御伽原江良》。
そんな彼女たち同様、このカードにもメタ効果はあります。
それが、「低レベル(基本1~3)のバニッシュメタ(疑似的な)」。
一見「???」となるこの効果ですが、実は結構便利でして。
この効果、「場に出す」効果なのでもう一度出現時効果が発動するので、相手のバニッシュ防御を無駄にするだけでなく相手に地味ながらもプレッシャーをかけれるんですよね。
例えば《コードVL ドーラ》が場に戻ればもう一回低レベルバウンスできますし、《コードVL 早瀬走》とのデザイナーズコンボであれば能動的にバニッシュされながらエナ補給と(ちなみにですが出現時効果で蘇生→自身の自動効果使用後にエナから蘇生の流れで蘇生用のエナは完全に補給されます)、バニッシュに除去を依存する相手からしたら嫌な効果ではないでしょうか。
・他のシグニにダメージを託すアップ効果
最後の効果。これによって疑似的に点取り能力がカバーされています。
どうも最近のにじさんじ汎用SRは、メタ効果と合わせて限定的な点取り能力を兼ね備えているようで...
低レベルシグニがもう一回殴れるようになる効果。
デザイナーズコンボ以外にも、条件を満たした《コードVL アンジュ・カトリーナ》でもう一回バウンスなど、面白い使い方ができるのではないでしょうか。
・特に相性のいいカード
《コードVL 早瀬走》
にじさんじでの「チューリップ組」の同期。おそらくそれを意識してカード効果が考えられているため、デザイナーズコンボと言えるでしょう。
どちらも汎用シグニであるため、出張カードとしての活躍も期待できそうです。
・採用が検討できるデッキ
《弩書 ザ・ロウ》を組み込む静凜デッキ以外では蘇生・サルベージカードを組み込むことが困難だったにじさんじデッキ。
このカードの登場により、《コードアート T・P・S》を無理して入れなくても、低レベルのシグニであればエナゾーンからの回収(こっちは疑似的ですが)が可能になりました。
ただ、《コードアート T・P・S》はエナゾーンのレベル4も回収できるため、性能の違いは結構明確だったりします。レベルも違いますし。
他デッキとの相性は気づき次第追記します。
・結論
「にじさんじ」の汎用SRらしい、メタ効果とサポート効果を併せ持った、使いやすいシグニだと感じました。
デザイナーズコンボも中々強く、今後の「にじさんじ」のデッキ構築にも影響を与えると思います。
それでは。
コリジョンでやっぱり強かったカードを挙げながら3月を振り返る
皆様、コロナに振り回された3月がようやく終わりを告げますが、いかがお過ごしでしょうか。
こちらは踏んだり蹴ったりに近く、近隣のデュエルスペースは全て閉鎖、大会も無しで正直気が狂いそうになりました。
そろそろ自粛疲れがピークに達しそうなんで財布の金を生贄に何かゲームでも召喚しようかと思います。
近況報告もこれくらいにして。
この記事では、実際に使ってやっぱり強かったコリジョンのカードと、テストプレイできずに終わったデッキを振り返っていきたいと思います。
*手持ちデッキの関係上全てのカードを使えたわけではありません、ご容赦を。
・LR編
メンダコギロチン
以前この記事(https://lili416.hatenablog.com/entry/2020/02/09/183632?_ga=2.133761742.1921052942.1583705666-1613215503.1580039879)で考察しましたが実戦で使ってみると本当器用なカードでした。防御面数は少ないですがそれ考えても強いです。今はまだ使えていませんが、白デッキでもシグニのサルベージがしやすくなったのは大きいと思います。コロナ終わったら試したいですね。
・SR編
コードVL 御伽原江良
この記事(https://lili416.hatenablog.com/entry/2020/03/10/200000)と被る発言もありますが、ご容赦を。
冷静に考えて蘇生・場出し防御を何面やろうがこのカード1枚で効果全て吹き飛ばすのはエグい。おまけに1面とはいえバニラバウンスも付いてくる。黒デッキ涙目のカード。正直キーセレの汎用枠SRの中では屈指のメタカードだと思っています。大会正常化したらキーセレセレモニーでこのカードどれだけ見るんでしょうか。
幻怪菌 ヅチグモ
イバラヒメの効果以外で点が取りづらかった翠子デッキの救世主。メルでもチャーム撒けなかった時のリペアとして便利で、Sランサーまで与えてくれるのは相当心強かったです。
罠書竜 ティアマー
偶数グズ子でも結構機能してくれた優良アタッカー。知人曰くウリスでも輝くらしいので、いずれ組んだらそっちに入れてみたいですね。
・LC編
弾丸雨注(ブザービーター)
翠子準専用アーツ。パワーの塊。0エナでやっていいことじゃないってのが正直な感想。メインフェイズ専用カードなのにある程度次ターンの防御も行えるのもまた強い。
DVDアーツ無かった分のカードとしては十分すぎます。
サポーター 鈴原るる
にじさんじの序盤要求を容易にしたやべーキー。このカードと後述するさんばかによってにじさんじは超強化されました。他の白デッキでも序盤要求とエナ代替効果は生かせそうなので、この辺もそのうち考察したいですね。
・R編
コードVL 戌亥とこ
電機待望の初動。「にじさんじ」「緑t白ピルルク」「電機出張デッキ」全てで活躍するレベル1。発表当初から「このカードやばくね」と思ってましたが案の定やばかったです。
さらに「にじさんじ」でさんばか揃えればアタック時ドローもついてくるおまけつき。
優秀なレベル1です。
コードVL リゼ・ヘルエスタ
華代キラー。ケセパサみたいな低レベルシグニ耐性をばらまけるのは強い。環境でよく見る華代のシグニやピアノセンの除去を完封できるのは本当に強いです。おまけのようについているシナジーエナチャ効果も地味に強い。
コードVL アンジュ・カトリーナ
なんでレベル2シグニが条件付きとはいえフリーバウンス引っ提げてきたんですかね...
このカードの存在もあってにじさんじは序盤の点要求が非常に安定しました。ナンバーバインドがこれまで以上に辛くなりましたがそれ考えても十分すぎます。
おまけのようについているパンプ効果も、パワーマイナスとかパワー指定除去に強く出れるんでほんと心強い。
あとこれは情報判明してからずっと言ってるんですけど、皇女とアンジュのシナジー効果条件がさんばかじゃなくてお互い参照なあたりおそらくこの2枚のカード効果考えた人多分リゼアン好きなんじゃゲフンゲフン
罠英の錬金 カリオストロ
エマで試しに使ってたんですが、後半腐る低レベルシグニを高レベルシグニに変換できるのが本当優秀。
その上入れ替え効果も完備しており、エマ・奇数グズ子共に採用できるカードだと感じました。
密英の暗号 カルダン
大分エナ食うとはいえ2枚サーチできる上に入れ替え効果持ちなのは大きい。エマの場合ネクストフューチャーも4エナ食うのでエナの兼ね合いがあるのですが、それ考えても十分な性能してます。
幻怪電 ライジュウ
か わ い い
...取り乱しました。翠子・緑ピルルクで使ってたんですが手札補給効果がありがたすぎる。
緑デッキの1ドローの価値は大きい。正直P15000到達時効果はおまけみたいなもんですが、それでも強い。
翠子でも緑ピルルクでもランサー付与など、点要求の手段は色々ありますし。
羅菌 DHA
メルが欲しかったもの全てを持ってきたパワカ。このカードを引けたかどうかで動き方の楽さ加減が段違いでした。やっぱりこのカードおかしいよ。以前テストした際は3投でしたがこれ4投でも良さそうですね。
食菌 イースト
やっぱりこいつも大概でした。シンプルに纏まった能力が強すぎる。このカード、エルドラだとどうなんでしょうね。次の弾でイジダンがリメイクされるので、そのカードによっては色的な問題も緩和されそうですが。
・C編
密英の暗号 スキュタレー
既に色々なところで言及されてますが、こいつのおかげでエマデッキのネクストフューチャーへの依存度が下がりました。ペットロケットがフューチャー無しで連パンできるようになるのは大きい。
幻怪 トレント
翠子デッキの中盤の要求を支えるカード。
パンプ&ランサーは地味ながらも大きかったです。
幻怪 モクダルマ
翠子がバニラシグニ必須では無い理由。
1ターン目にできることの択が増えたのは大きいです。
・未対人テストプレイデッキ編
マッピング翠子
記事:https://lili416.hatenablog.com/entry/2020/03/14/200000
青タマと糾う想定してるのにその対戦機会は3月中ありませんでした。
一応一人回しで他のデッキに対しては過剰リソースになるくらいガン回りしたんですがね。仮想敵対面でどうなるかは未知数です。
新型メル
記事:https://lili416.hatenablog.com/entry/2020/03/12/200000
かなり強いカード来たんで試したいんですけどね...一人回ししている分には相当安定していました。緑デッキはこの安定感もでかいところです。
新型偶数グズ子
記事:https://lili416.hatenablog.com/entry/2020/03/05/200000
正直改良案山積みですが。個人的には華代対面を試したいところです。
バレット委員長
関連記事:https://lili416.hatenablog.com/entry/2020/02/19/200000
3月の対戦イベントでテストしたかったんですが延期になってお蔵入りしました。
糾う・青タマ対策に色々考えていたんですがどうなることやら...
デッキ紹介は早くて4月になりそうです。
結論
正直大会とか対戦機会1か月奪われるとここまで精神脆くなるとは思いませんでした。
こういう時にも変わらず対戦できるのがDCGの強みなのかなと考えています。
いずれ笑顔で堂々と大会参加できるといいんですが...延期したラボツアーやサブマリンフェスタ、世界大会も控えていますし。
他のTCGの対応と比べるのも酷かもしれませんが、遊戯王とかブシロード系列のTCGみたいに大会やイベントに関して全面禁止とはいかなくても公式から何か声明出さなかったんですかね、タカラトミー...(ボソッ)
とりあえず今は次のセレモニーに向けて調整ですかね。
ランキングシステムや新フォーマットの施行など、コロナ以外にも今後の不安要素は山積みですが、すぐにそうなるわけではないので。
それではこの拙い記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いずれ大会結果を報告できることを祈って。