WIXOSSプレゼン纏めと考察と感想:2020年度のWIXOSSはどこへ向かうのか
先日発表されました2020年度のWIXOSS情報。
コロナによるイベントの延期&大会中止だらけでどうなるか不安な現在ですが、とりあえず今は発表された情報を整理しましょう。
1.リンカーネイション新規カード紹介
前回の記事(https://lili416.hatenablog.com/entry/2020/03/26/222242?_ga=2.199910126.1921052942.1583705666-1613215503.1580039879)で一通り紹介してみました。個人的には特に健屋さんやべえなと。にじさんじデッキに足りなかったものをまた持ってきてくれました。
4月から順次情報公開してくれるらしいので、今後の情報にも注目ですね。
2.イベント情報
ついにWIXOSSにも導入されたランキング制度。デュエル・マスターズのDMPランキングを彷彿とさせるようなシステムですが、これでセレモニーの開催数問題も改善されるのでしょうか。
個人的にはその点さえなんとかなってくれれば割と歓迎なんですが、後述するある要素が不安材料になっていまして...
他にも未来博とか色々話ありましたがまだ詳しい情報が出てない物ばかりなので割愛します。
3.新ルリグ発表
あるイベントのネタバレにも関わってくるため、ここでは詳細と画像は伏せますが、新しいルリグが発表されました。
後々のストーリーにも関わってくるようですが、果たして...?
4.新アニメ発表
今年オンエア予定の新アニメが発表されました。
PV(https://twitter.com/wixoss_TCG/status/1243163040104632320?s=20)の方も生放送で見ていたのですが、なんというか、
「これまでのWIXOSSと何か違くね?」
と感じました。こう、キャラの雰囲気とか。
ただまあ、スリーマンセルで戦うらしきこと、PVのカットインを考えるとまた何かしらドロドロな話はありそうですね!()
5.新フォーマット発表
個人的に今回一番の爆弾じみた情報。
オールスター、キーセレクションに続く第三のフォーマットが発表されました。
オールスター→キーセレへの移行のタイミングを考えると今後もWIXOSSは2,3年に1度こうした大規模なスタン落ちを敢行するのかもしれません(まだ憶測の域ですが)
しかし。
...これ、人口とかショップの取り扱いとか大丈夫なんでしょうか。
あと大会の分散も心配です。
この形式に比較的近いフォーマット分けシステムであるMtGの大会の分布がわからないのである程度憶測になるんですが、WIXOSSの人口が少ない地域でフォーマットを分けた大会をやろうもんなら下手したら人分散して特定フォーマットの過疎化が起こり得るんじゃないかと。
情報が少なすぎて不安材料が多く残ってしまっている印象を感じました。
ショップの取り扱いも今後どうなるか不安ですし、何より、
にじさんじコラボで入ってきた新規ユーザー、どれ程残るんですかね?
他の既存ユーザーはどうなるんだって声もあるとは思いますがひとまずこっち言わせてください。多分ですけどこういうユーザーの数結構多いです。
この人達が次の主流?のフォーマットでにじさんじデッキで戦えないと知ったら、
どれ程の人が残るんでしょうか。
私としてはこのフォーマット追加で一番危惧しているのはそこかもしれません。
彼らも立派なWIXOSSプレイヤーです。いやまあ、いちからとタカラトミーの関係考慮すると(デュエプレでもにじさんじコラボはします)、新フォーマットでもにじさんじ出すのかもしれませんが。
お誂え向きに今度のフォーマットは3人1組のチームでルリグバトルをします。シグニをどうするかはともかく、JK組も並べて戦えるわけです。
「またにじさんじかよ」って声も聞こえてくる気がしますが、個人的にはそんな気にしません(ちゃんとタマやリル、ピルルクなどの既存のルリグを大事にしてくれれば、ですが)。
どうせそうなったらウッキウキで新フォーマットのにじさんじデッキ組むでしょうしね、私は。
そうなったらそうなったでさっきの不安は解消されるので私はいいです。取り扱いショップが減る事なければですが。
ただそうなったらそうなったで、キーセレへの一部ルリグ不参戦や大分雰囲気が変わりそうなWIXOSSを受け入れられない既存ユーザーの離脱という問題は残っていますが...こればっかりはどうしようもないのではないでしょうか。(実際新アニメは比較的新参者(具体的にはキーセレのブラックダイレクトからWIXOSS参戦(しかし友人の相手をしていた関係でオールスター期もデッキを借りてプレイはしていた))の私ですら雰囲気の違いと違和感を感じました)
一応フォローしておくとスタン落ちという制度自体は、カードプールのリセットないしは減少により覚えることが減るのもあり、新規ユーザーに優しいシステムにはなっています。ただWIXOSSの場合、「ルリグを愛でるカードゲーム」の側面も強い(かくいう私も、グズ子に惚れてWIXOSSの世界に入ってきた身です)関係上、既存のルリグがどれ程新フォーマットに移行できるかわからないスタン落ちシステムは結構賭けに近いと私は思います。(キーセレクションの時点で、オールスターから参戦できていないルリグも一定数いることですし、新フォーマットではどうなることやら)
...とまあ、ここまで長々と書きましたが。
新しい事を行う時には不安と混乱がつきものです。DMの主人公交代だったり遊戯王のリンクショックだったり(リンクショックはあまりにもユーザーとショップを省みない手法だったと正直思いますが。結局インフレ再加速したし)。
7月のイベントでも何かしらの発表があるらしいので、今後はその辺の情報も待ちつつ、大会が復活することを願ってデッキ考察なりなんなりしようと思います。
最後に。
今回の新情報を見て不安になった方は一度公式のプロデューサーレターを読むことをお勧めします(リンク先、3番目の情報のネタバレあるのでそこだけは注意で)。(https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/column/play_200326/)
個人的な感想としては、今回の情報の中の「新フォーマットの実装」は今準備するべきではなかったのではないかと思います。コリジョン、リンカーネイションのにじさんじコラボからWIXOSSの世界に入ってきた(入ってこようとしている)ユーザーからしたら寝耳に水だったでしょう。今後の大会の数にもよりますが...せめて2021年度あたりからだったらまた話は違ったのかなと。(それとコインレベル1無いルリグ全てにコインレベル1配布)
しかしながら、実のところこの辺の施行だって当分先です(おそらく)。キーセレはもうしばらく続くでしょう。(生放送で「しばらく助走期間ある」みたいなこと言ってたんでそっちはそっちで不安ですが)そもそも大会のフォーマットの分配が整っていればあんまり憂慮する事態じゃないです。
一番心配なのはコロナによるイベントへの影響です。ほんと許さねえからなコロナウイルス。
早く大会を「堂々と安全」に再開できる日が来ることを祈りましょう。
それでは。
リンカーネイション新規に関する軽い考察:プレゼン発表組
本日、「WIXOSS Presentation 2020」が行われ、様々な情報が発表されました。
色々思うところはありますが、ひとまずそれは後日改めて整理するとして、今は新規カードについて考えたいと思います。
今回発表された4枚について、自分なりの印象と考察を書いていきます。
《コードアンチ ヘルボロス》
キーセレクションについに来たマルチエナ&エナ補助消失効果。
転生元のカードは、オールスターでトラッシュ使用デッキに対して猛威を振るってきた《コードアンシェンツ ヘルボロス》です。
先述の消失効果に加え、連鎖的なバニッシュ効果やレベル3以下の赤シグニをサルベージできる起動効果など、結構面白い効果をしていると感じました。
個人的にキーセレでは赤はメタ系の効果は少ないと感じていたので、今後どうやって使われていくのか。クラスや回収効果を考慮すると主にLoVあたりで輝きそうなカードではありますが、汎用故今後どうなっていくのか。今後考察をより深めていこうと思います。
《闘争の記憶 リルVSカーニバル》
ライバルキーの1枚目。常時効果は互いに作用するグロウフェイズ限定でのグロウコストの消失効果。ビカムユーのようなメインフェイズ等のグロウに対応していない点が個人的にバランス取ってるなと。
そしてコインを1枚要求する二つのアタックフェイズ時起動効果。1つ目は緊急時の場出し防御といった印象を受けますが、気になるのは2つ目の効果。
普通に1点要求のシグニに使ってもあまり効果が無いので、使うとすれば
・1体で2点以上要求してくるシグニの除去
・アルケミスやモリアーティなど、強めのバーストを仕込んで暴発させて数面防御
あたりでしょうか。パッと思い浮かぶのは。
このカードも、今後使い方を良く考える必要がありそうです。
《コードVL 健屋花那》
《コードVL 早瀬走》
今弾のにじさんじシグニ、「チューリップ組」のお二人です。今回も「コリジョン」の「さんばか」同様、連携効果を引っ提げて来ました。
《コードVL 健屋花那》
まず目を引くのが、レベル3までとはいえ白では珍しい蘇生効果。しかも蘇生先は色を問わない。
白1無1食いますが普通に優秀な出現時効果。特に「にじさんじ」デッキでは、これまでトラッシュのシグニを再活用する手段が限られていたため、レベル3以下限定とはいえ単体でも結構重宝しそうです。
そして自動効果は疑似的な蘇生効果と連パンじみた効果。どちらも対象は自身のレベル以下。
疑似的な蘇生効果は後述する《コードVL 早瀬走》とのデザイナーズコンボになっているのはもちろん、他のレベル3以下のシグニのバニッシュ処理に対する牽制にもなります。
そして連パンじみた効果は、自分がダメージを相手に与えられなかった時自分よりレベルが低いシグニをアップさせもう一度攻撃させるという結構強力なもの。
デザイナーズコンボはもちろん、純粋な打点強化や低レベルシグニの蘇生にも使え、にじさんじデッキに新たな可能性を齎してくれるカードだと感じました。
《コードVL 早瀬走》
《コードVL 健屋花那》とのコンボを意識したような効果を持つカード。正直単体でどこまで使えるか...?と言われると正直わかりませんとしか今は答えられないです。ごめんなさい。ただまあ、デザイナーズコンボを意識して使えば無理やり盤面こじ開けながらエナチャして戻ってきた上に連パンじみた攻撃お見舞いできるんで大分強いと思います。
これによって、より攻めを意識したにじさんじデッキを作れるのではないでしょうか。...問題はデッキスロットとの戦いですが。
この2枚は汎用でもある上にシナジー発揮効果も強力であるため、出張にも期待できるのではないでしょうか。特に健屋さん。
以上、今回判明した4枚のカードの軽い考察でした。
今回軽くしかできなかった分は後日より深く考察できればと思います。
色々と衝撃的な情報が多かった今回のプレゼンでしたが、ひとまず今は今後の状況の好転を祈りつつ、カードやデッキの考察に取り組みたいと思います。
それでは。
デッキ考察:リルメルキーはリルと噛み合う良カードとなるか?
先日、コリジョンを7箱開封していた(https://lili416.hatenablog.com/entry/2020/02/22/205526)時にこのカードのパラレルを引き当てれまして。
このキーは誰が使いこなせるのかと考えた結果。
彼女に辿り着きました。
そんなわけで今回はリルメルキー採用型のリルデッキ考察の記事です。デッキリストも用意はできてるんですが何せ昨今の状況の関係で一人回し以外ロクに出来ていない故、「考察」という形を取らざるを得ませんでした。ご了承ください。
一応キーセレの555円デッキを母体に制作しているので、「にじさんじ」から入った方にもおすすめできなくはないのですが...何せ構築が若干特殊なので(その分安いですが)本当にこれでいいのかと言われると何も言えないですね。
デッキ構築
特記したいカード
《乗装 モンケーン》
コリジョン新規。赤1エナとハンド1枚をコストに実質手札を±0にできる出現時効果とルリグアタックと引き換えに相手のP12000以下のシグニを1体焼ける起動効果持ち。
使ってみた結果、結構便利に動けましたが多くはいらないなという感じですね。キジンマルだったりハイメイル等の1捨て1ドローの1捨て用カードを持ってこれるのは優秀でしたが。
《大装 ライブレラ》
コリジョン新規。ライズシグニのサルベージ用。アサシン効果は思ったほど使いませんでした。(今回のライズシグニが全員自力バニ効果持ちなのもあり)先述のモンケーンで引っ張って来やすいのもあり、結構使いやすい感じでした。多くはいりませんでしたが。
《ハイマット・レイ》
コリジョン新規。ギリギリまでリルメルキーを残すならこれでしょうと。
最初は《にじさんじ》デッキで使う予定だったキーでしたが、ここで使うことになるとは。
シンプルに癖なく使えましたね。コリジョン収録のキーは場にあることで継続してアドを取れるキーが結構あるので、それらの恩恵を受けるデッキとの噛み合いも良いと思います。
《セレクト・ハッピー5》
リルメルキー自体が破棄時効果持ちではあるんですが、このデッキにとって手札2枚の価値は重いため投入。
コインも余る構築であるため、ハンドの総数考えると《ソウイ=キー》でもいいかもです。
・入れ替え候補カード
古代乗機 ギュウシャ
赤にとっては貴重なサーチカード。クラスが違うのがネックですが、それを考えても十分なスペックしてますこいつは。
入れ替え候補はランベルジュでしょうか。
《弩書 ザ・ロウ》
純粋なサルベージ役です。ライブレラなどのライズサポートにも対応しているのでナナシデッキ程ではないにしろ多少扱いやすいかと。
使ってみた感想
・利点
キジンマルの効果と併せてリルメルキーの効果を使えばライズシグニを出してもハンドの2:2交換が実現するため、手札切れが起こりづらくなり、ハンドの質を確保しやすくなりました。防御面数こそ低下しますが、質が上がった手札とライズシグニで速攻をかけやすいため、そんなに戦術に支障はなかったりします。
・欠点
やっぱり全ハンデスが辛いです。札を回転する+ライズシグニで攻めるデッキであるため一度札を枯らされると立て直すのが相当キツイです。
リルメルキーはあくまで札の質の向上が主なので、こういった弱点はまだ残っていますね。
・総括
結構使い勝手自体は良いのですが、防御面数の少なさなど、気になる点も残るキーでした。
従来使われてきた《焔型闘娘 花代&緑子》と比較すると札稼ぎ数こそ比較的多くとれる&コストそのものが少ないという利点はあるもののそれでも結構キツイ感は否めませんでした。
ただ、このキー結構値段が上がっていますので、このキーに手が出せない、という場合このキーが手に入るまでの別の選択肢としてのこのキーはあるなと感じました。
あくまで動きが変わるだけでどっちの方がどうとか言うわけではないです。今はリルデッキに新たな可能性が生まれたことを喜びましょう。
それでは。
オールスターデッキ紹介:5cカーニバルはサーバント変化とレベル4の力で勝つ!
今回はアンブレイカブル期まで使っていた5cカーニバル(5型)と、コリジョン期の構築改良案の紹介です。
昨今では対策されることも増えてきましたが、レベル4のカードパワーと豊富なリソース確保手段による安定感は確かなもの。
また、サーバント変化を活かした大型防御も兼ね備えており、豪快なバトルを楽しみたい方にお勧めです。
巷ではアンブレイカブルのレベル4で止まって戦うカーニバルが良く見受けられますが、こちらもこちらなりの強みがあるので是非。
デッキ紹介
・特に紹介したいカード
羅生姫 スノロップ
ピン刺し。条件付きとはいえこのデッキではありがたいシグニ耐性持ち。このカードを増やす場合他の色のシグニも増やします。
羅星姫 ビッグ・ヴァン
チアシグニ。ピン刺し。主にカニキーで他のアタック時除去効果持ちシグニに化けて要求していくのに使います。
大天使の信託 ガブリエルト
終盤の耐性の塊。面空いたところに立てて要求します。
・このデッキの長所
カニキーによるサーチ、タネガスペやコニプラの出現時効果などによってリソースが相当確保しやすく、序盤に全ハンデスでもされない限り比較的安定して動けます。
また、レベル4に寄っている関係上カードパワーも平均的に高く、レベル4以降はそのカードパワーを思う存分振るえます。
レベル5によるサーバント変換効果とラアーのコンボもでかいですね。
・短所
コントロール寄りに近いため、速攻にはとことん弱いです。
特にサーバントのレベルが4のみの関係上、
こいつ使われるとルリグ防御手段が実質アイフレしかないです。辛い。
・改良案
このデッキの改良案を最後に。
1.スノロップを増やす場合
レベル4比率減らしてでも黒と白のシグニを増やしたいところです。
コードアンシェンツ ヘルボロス
凶悪なトラッシュメタ。Zrとかもこいつ1枚で機能停止します。
敵としては恐ろしく、味方としては頼もしいカード。
何気にこっちのZrともコンボで相手シグニのパワー削れます。
ただこのカードを採用する場合尚更レベル5比率が増え、事故率も多少上がるので採用は慎重に。
コードVL 鈴鹿詩子
この環境でもアンコール&ベット潰しは強いです。レベル4グッドスタッフに近めなデッキのため出現時効果の効力は薄いですが、常時効果だけでも採用の余地はあります。
コードVL 御伽原江良
主な役割は手札、墓地からの蘇生除去潰し。専用まで範囲を広げればこれ以上に強烈な妨害シグニはいますが、レベル4汎用と考えればこの効果だけでも十分でしょう。
白枠の選択肢として。
他は気づき次第追記します。
結論
これまで紹介した2つのオールスターデッキと比べると、どうしてもカードを集める手間がかかったり値段が張るデッキです。
しかし、オールスターの汎用レベル4のカードパワーを味わいたい方にはおすすめのデッキとなっていますので、よろしければ是非。
それでは。
オールスターデッキ紹介:5型ドーナはシグニ防御と効果付与で勝つ!
今回はオールスターの5型ドーナの紹介です。前回紹介した不敗遊月は「攻撃」と「エナ破壊」と「不敗防御」が特徴的なデッキでしたが、こちらは「シグニ防御」「パワーパンプ」「効果付与」が特徴的なデッキとなっています。前回のデッキ(紹介記事:https://lili416.hatenablog.com/entry/2020/03/17/200000?_ga=2.104475712.1921052942.1583705666-1613215503.1580039879)と比較すると、多少絶版パック産カードが必要になるものの、ほとんど555円デッキ2つと最近パック産カード数枚で組めるため組みやすさはあちら以上だと思います。
それではデッキ紹介です。
(555円デッキ収録のカードやLCカードは原則画像省略します)
・ルリグデッキ
ドーナ START
ドーナ FIRST
ドーナ SECOND+
ドーナ THIRD+
リミット:0→2→4→7
コイン:6枚
レベル1~レベル3までです。このうち《ドーナ THIRD+》だけはドーナ555円デッキに入っていないので通販とかストレージで探しましょう。
コインが6枚であるためこのままだとコインが溢れるため、レベル2までに後述のキーを使って上手い事調整しましょう。
ドーナ FOURTH+++
オールスター強化パック第二弾、【アンブレイカブルセレクター】産カード。相手のクラス改竄したり相手も利用したサルベージ効果持ってたりとにかく回収とクラスシナジー破壊が強いカードです。(なおコイン技はほぼほぼ使わない模様)
アタックできるかどうかに左右されるとはいえ、2ターンで最大4枚の「怪異」のシグニを回収できるのは大きいのではないでしょうか。
ドーナFIFTH
555円デッキのカード。アタックフェイズ開始時に発動する強力な選択効果とコイン2枚で発動する格納・展開効果を持つレベル5に相応しい強烈なカード。
このコイン技を極力2回使えるようにはしたいです。ただ、相手のデッキによっては後述のアーツにコインを割くことも。
コール・ワンダー
555円デッキのカード。2エナでシグニを1体リクルートできるカード。原則後述の《幻怪 ユキンコ》を出して1体で3面防御を行います。基本ベットは飾りです。
ネームレス・フィアー
ハンドコストと引き換えに、4エナで2体バウンスなど優秀な効果を発揮してくれます。効果が効果なので場合によってはベットも使うことも。昔のパック封入カードなので探すのは少し大変ですが、強力な防御アーツなので極力投入推奨です。
基本シグニ防御で守るドーナにとって数少ないアーツ防御カードです。
ぶりっつあーや!
オールスターのスペルデッキ&ダッシュタマと呼ばれる高速コンボアグロデッキ対策のキー。そしてドーナ唯一のルリグ防御カード。
スペルデッキ相手にはエクシード1を吐き、ダッシュタマ相手にはコイン溢れさせてでも温存して使うタイミングで使います。
ほんと使うたびにこのカードの性能の高さを痛感します。あの【アンリアリスティック】(にじさんじコラボ第一弾)に入ってなければ大分値段ヤバかったんじゃないんでしょうか。
セレクト・ハッピー5
い つ も の
このブログで紹介したデッキで何回このカードを入れたかわかりません。去年のWIXOSSPARTYの参加賞のため、値段は少し張りますが数枚持っておいてもいいカードです。汎用性の鬼なので。
・メインデッキ
LB枠
幻怪妖姫 タマモゼン*2
終盤の防御の要。このシグニ1体で相手のルリグアタックフェイズを強制的に飛ばす上にアタック時除去をシャドウレイヤーで防げるレベル5に恥じない効果持ち。
レベル5なので手札に来ると事故りやすい&回収が容易なため2積み。
幻怪姫 スノークイーン*2
ぶっちゃけ主な定位置はトラッシュとエナゾーンです。主に後述する《幻怪 ユキンコ》のバウンス効果起動のためのカード。一応エナを食うとはいえ回収効果だったり手札食うとはいえバウンス効果も持っているため、場に出すこともそれなりにはありますが...
幻怪姫 オワレ*2
優秀なレベル4。デッキ回復効果と手札コストのバウンス効果を起動効果で持ちながらさらに相手ターン限定とはいえパンプアップレイヤー持ちという超優秀なカード。
幻怪姫 サトリ―ナ
ピン刺し。手札から投げて点防御したりたまに場に出して相手のライズシグニの下敷きを剥ぎ取る、そんな使い方のカードです。
幻怪姫 カラテン
ピン刺し。基本フウライにレイヤーコピーさせて使います。パワーパンプ中心のデッキ相手には直に立てることも。
幻怪姫 ネコマター
ピン刺し。このデッキにおける貴重なランサー以外の得点源です。こちらも巻き添えになりますが相手のユニークスペルを潰せる点も優秀ですね。
幻怪 コロボ
主にセレハピ対策です。オールスターは他にも1コス以下でも中々な効果を発揮するアーツがあるので、ピン刺しして必要なときにフウライでコピーすると便利です。
幻怪 フウライ*3
壊れレベル3。こいつで適時必要なレイヤーコピーして中盤以降は立ち回ります。
墓地除外とレベル除去さえ気を付ければ相当凶悪ではないでしょうか。
幻怪 スナカケ
ランサーレイヤー。シグニ自体のパワーの低さもあり、原則フウライでコピーして使います。ピン刺し。
こいつのレイヤーのおかげもあり、チアシグニそのものも要求に参加できるようになっています。
幻怪 テケテケ
【アンブレイカブルセレクター】産のカード。序盤にレイヤー増殖して後述するシグニのリソース稼ぎサポートしたり終盤にフウライやヌエでコピーして最後の1点稼ぐのに使います。ピン刺しですが場合によっては2でもいいかもです。
幻怪 ヤマンバ*2
【アンリミテッドセレクター】産のカード。序盤のリソース確保において重要になるシグニです。
このデッキ、結構エナ使う機会多いため序盤でエナを確保できると後後楽になったりします。
枚数的にはもう一枚増やしてもいいかもです。
幻怪 ケセパサ*2
キーセレのカードに例えてざっくり言うと「実質怪異になって能力上限解放の登録者制限が無くなった代わりにレベル1P1000になってシナジー効果無くしてLB枠になった《コードVL リゼ・ヘルエスタ》」です。このデッキの序盤の守りの要。レイヤーシグニであるためサーチもしやすいためこの枚数です。
サーバントO4
鯖。調整枠です。
非LB枠
幻怪姫 ヌエ
墓地肥やし要員。レイヤー効果は凶悪の一言に尽きるが、パワーが心許ないのもありピン刺し。環境によっては2でも可。
幻怪姫 ガシャスカル*2
か わ い い
...えー、ハンド増殖しながらフウライのレイヤー用シグニとかスノークイーンとか落とせる凶悪なチアシグニです。何気に自己ターンパンプもでかい。
こいつで手札の溢れたシグニ落としてオワレの起動効果使ったりすることもあったりします。
個人的にドーナはチアシグニでもレイヤー駆使すれば点取れるってのもでかいのかなと。どうもチアシグニというシステム、デッキによって相性あると聞いたので。
幻怪 ユキンコ*2
このデッキの防御の要。レベル5のコイン効果だったりコールワンダーだったりで投げて1枚で2面防御します。
シグニ耐性にはすこぶる弱いですがそれを考えても凶悪なシグニだと思います。
回収しやすいため2枚。
幻怪 ワニュウドウ
幻怪 アズアラ
ピン刺しレイヤー要員。序盤は素で立てたりしますが終盤は専らフウライのレイヤーです。アズアラは正直調整枠。
幻怪 ベンザイテン
パワーカード。先2で立てれれば相手の起動効果を大分潰せるため、相手のアドを取る動きを阻害しやすくなります。
オールスターでは出現時効果だけでなく起動効果でアドを取るシグニもいるため、こういったカードが結構刺さります。
幻怪 イシナゲンショ*4
初動。こいつでケセパサ探して立てるのが先1の理想盤面。終盤でも光るので4積み。
ゴースト・パーティ*3
イシナゲンショとかをエナに変換しながら更なるサーチを行えるパワーカード。ただオールスターではスペルカットインも結構あるため3積み。
サーバント Q2
サーバント T2
サーバント O2*3
サーバント。このデッキは5まで登るとタマモゼン効果でルリグアタック飛ばせるため採用数は少なめだったり。
動き方
マリガン
先攻:イシナゲンショorケセパサキープ
後攻:イシナゲンショorケセパサ+ヤマンバキープ
主に探すのはこの辺だったりします。
できればゴスパも確保しておきたいです。
序盤
ケセパサでシグニ耐性付けつつヤマンバで殴ってリソースを稼ぎます。
相手によってはベンザイテン立てて妨害も行いましょう。
中盤
フウライでランサー付けたりしてここから要求開始したりします。
レベル4盤面ではシグニ回収もできるのでリソース確保もしやすいかと。
終盤
タマモゼンを維持しながら相手ターンにコイン効果などでユキンコ飛ばして守りきりましょう。
相手によってはドーナ5の効果でパワーパンプして壁を作ったりします。
焦らず防御を固めてじわりじわりと削ります。
長所
オールスターに蔓延ってるアーツ耐性やルリグ耐性の影響をあまり受けないです。
基本シグニ効果で点を守るので。
また、ルリグアタックフェイズそのものを飛ばせるためルリグアタック型レイラに対しても強く出れると思います。
短所
シグニ耐性でガチガチにされると正直どうしようもないです。
また、アサシンですり抜けられたりされると終盤のパワーパンプによるシグニアタックの塞き止めも通じなくなるのでそこも弱いですね。
あと、
こいつ1枚で壊滅します。
如何せん怪異クラスを活かしたレイヤー効果付与がメインなので、クラスそのものを書き換えられるとどうしようもないです。
結論
かなり組みやすく、強いデッキです。
555円デッキ以外で追加するカードはLC1枚、LR3枚、プロモ2枚、SR3枚、R3枚。
オールスターならではのシグニも結構いるので、オールスターに慣れるためのデッキとしてもいいのではないでしょうか。
それでは。
オールスターデッキ紹介:5型不敗遊月は怒涛の攻めとランデスで勝つ!
さて、某ウイルスの影響で各地のデュエルスペースの封鎖が相次ぐ中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は紙できなくて吐きそうです。MtGAとかDCGやったり元々やってたメギドとかMHXXやったりして考察やら一人回しやらブログ記事書く合間で暇つぶししてますがきついです。早く紙のTCGやらせてくれ。
今回は以前紹介した「オールスターフォーマット」において私が実際に使っている、555円デッキ「遊月で始めるWIXOSSASは強烈焼却で勝つ!」とオールスター向けパック「アンリミテッドセレクター」及び「アンブレイカブルセレクター」のカードを中心に構築したデッキ紹介となります。
...本当は今月のセレモニーに持っていくはずだったんですが、コロナのせいで吹っ飛んだので供養も兼ねてます。
最近再録・収録されたカードを中心に作っていますので、探しやすいのではないでしょうか。
また、動きも比較的シンプルであることから、オールスターに入りたての人にもお勧めできるデッキです(一部カードの高さを除けば)。
ただ、前述の事情でロクに対人で動かせていないため、現在調整中の個所がいくつかありますがそこはご容赦ください...
それでは、どうぞ。
・ルリグデッキ
遊月レベル0~3
リミットは0→2→5→7 色は全て緑 コイン枚数は総計3枚
この辺はキーセレ遊月と同じものを使っているので、集めやすいと思います。
コイン貰えるレベル1は遊月の555円デッキに収録済み、レベル2はストレージで手に入ると思うのですが、レベル3が少し面倒(2000くらいのストラクセットにしか収録されていないため)です...
遊月・四篝
WIXOSSのオールスター強化パック第一弾、「アンリミテッドセレクター」収録のカード。グロウコスト0(このパックが出るまで、オールスター用ルリグのレベル4は基本的に3エナをグロウコストに要求していました)、2枚のコイン、そして多色殺しにしてエナ焼き尽くしの効果を持ったレベル4。
後述する同期のレベル4シグニと合わせて、かなりのエナ破壊能力を発揮してくれます。
ぶっちゃけコイン使用効果はおまけですが、ハンドに困ったら使う時があるので、損な効果では無いです。後述するレベル5の性能とも噛み合いますし。
不敗・遊月・伍
オールスター強化パック第二弾、「アンブレイカブルセレクター」で登場したやべーレベル5。グロウ時の次ターン保証効果、凶悪なエクシード1効果、強烈なガードコスト要求とエナ破壊と延命効果の山盛りセット。これが現代のオールスターレベル5か...という感じです。正直やってることやべえ。
そもそも赤って炎のタマ(詳細は後述)っていう延命カードがあるのにその上でこれ使えるって大分やってんなって感じします。2回の延命保障。このデッキの強みの軸の1つです。
月鍵の巫女 タマヨリヒメ
入れ替え候補その1。初動のシグニ引っ張ってこれたりレベル2の点数要求用シグニを持ってこれるのはいいんですが正直もう少し序盤の防御に割きたい感ある。現在熟考中。《ソウイ=キー》入れて2ドローでもいいかもしれない。
一応、「組みやすい」という点ではオールスター555遊月スターターに入ってるのでお勧めではあります。
炎のタマ
オールスター555円デッキキャンペーンで再録されたカード。効果がシンプルに強く、今のオールスターの赤デッキではほぼ必須と言っても過言ではないです。このデッキでは後半の防御の要となり、2ターン不敗ターンを作り上げることができます。
今はキャンペーンをやっているかどうかは定かでは無いですが、再録されている分手に入りやすくなっているとは思います。
停空飛翔
このデッキの数少ないコインの使い道。
なんでこのカードを突っ込むのかと言われますと、理由は単純明快で連パン系デッキへのメタです。
オールスターではタマを始めとしてリルやルリグアタック型レイラなど、ルリグやシグニによる連パンデッキが多々ありまして。
そういったデッキへの対抗札となっています。
何気に2の効果も使い勝手が良く、それで採用に至りました。
コリジョンのLCなんで結構手に入りやすいとは思います。
ただ確定かと言われるとそうでもないです。調整枠。
水天一碧
このデッキの中盤を想定した防御札。
主に使うのはモードの①と④でしょうか。青エナはサーバントで賄います。
エナをサーバントで賄う関係上、カニ相手だとレベル3とかの段階で撃たないと腐るので注意を。
レジェンドアーツパックという、アンブレイカブルセレクターの箱特典で再録され、手に入りやすくなりました。個人的にはこっちのイラストの方が好み。
他にこの枠に入るカードと言えば《龍滅連鎖》でしょうか?
ただまあ、昔のカードなので探すのは大変かもしれませんが。
防御面数とリソース回復重視ならイジダン、エナ破壊とライフクロス回復重視なら龍滅連鎖だと思います。
・メインデッキ
LB枠
幻竜神姫 バハムート×2
火力を上げて物理で殴ればいいを地で行くバ火力アサシンアタッカー。終盤の蘇生防御にも突き刺さる強力な1枚。後述する、自分の場のシグニをコピーするシグニと合わせるとあら不思議。レベル5盤面で6点+ルリグアタック要求が可能になります。
LBも序盤であれば結構突き刺さります。555円デッキで再録されましたし相当手に入りやすいかと。
幻竜姫 レッドドラゴン×4
「アンリミテッドセレクター」で登場した、遊月のレベル4。率直に言ってパワカ。強いことしか書いていない。自動効果はエナを支払わせるor点要求を許す効果なので、《レイラ=クレジット》のようなランデス妨害カードもすり抜けられる。エナ破壊、点要求、札回収という3つの役割を1枚でこなせるスーパーカード。LBも有効LBですし。
欠点は値段。このデッキを組む時の最初の壁。つってもメインデッキで一番高いのはこいつなんで、他のカードは大分安いとは思いますが。
幻竜姫 ギガノト×4
オールスターに登場した新システム、「チアシグニ」の1枚。「アンブレイカブルセレクター」で登場した、トラッシュ直行効果とライフクロス or エナを要求する効果持ちのレベル4。こいつのやばいところは本来面明けやサポートの役割が主なチアシグニが直接点要求に参加できるところですかね。こいつとレッドドラゴンが合わさるとレベル4の時点で4+ルリグアタック要求とかできます。やってることがおかしい。LBもリソース差を広げれるのでアリです。
幻竜姫 スパザウス*2
このデッキのエナ確保要員。エナが余りに余った時はランデスもやったりします。遊月デッキはレッドドラゴンの効果で結構エナ食うので、2枚だけ採用。
幻竜 ゲツァル×4
レベル3以降の盤面の要求要員。相手のエナを焼き払い、リソースを確保しながらアサシンで点を奪えるやべーやつ。手札にある程度の条件が必要とはいえ、レベル3でやっていいことではないと思います。...いやまあ、オールスターではこいつみたいに「なんでこんなレベルなのにここまでイかれた効果もってんの?」ってことが多々ありますが。これがオールスターです。
幻竜 タルボ×4
あるときはレッドドラゴンに、あるときはバハムートに、あるときはギガノトに化ける器用なカード。このカードのおかげで443盤面であってもレッドドラゴン3体+ギガノトとかいう悪夢の盤面が作成できるようになりました。レベル指定除去が刺さるのが欠点ですが、高パワー盤面を作成できるのはありがたいです。
非LB枠
幻竜 #プロケラ#*4
初動。タマキーのおかげで初動4枚でもそこまで事故は無い。
出来れば《幻竜 ノトト》や《幻竜 #トロス#》を見せて序盤からアドを稼ぎたいカードですね。
幻竜 ディプロドクス*3
序盤のアタッカー。ランサーで積極的に要求しながらエナも回収できるため札補給もこなしてくれる器用なカードです。たまにタマキーで引っ張ってきます。
幻竜 ノトト*3
幻竜 #トロス#*3
見せ要員。場合によってはこいつらで場を埋めて殴ることも。
サーバントO2*4
サーバントD2*3
サーバント。スカイプレーもあるので枚数はやや少なめでも問題ないです。
この構築の利点
とにかく相手のエナが焼けます。赤デッキ対面とかだと「炎のタマ」を撃つエナも無くしてそのまま攻撃通して勝ち、なんてことも。
そして不敗防御を2回行えるため、結構無茶なプレイングしても案外どうにかなること多いです。四篝のコイン技使うこともあります。
ハンドさえ維持できれば2ターン目から積極的に点要求が行えるので、相手のエナを焼けることも相まって不敗防御を切る前に轢ける...なんてことも。
エナからの回収&場出し効果もあるため速攻能力と継戦能力を兼ね備えたデッキと言えます。
この構築の弱点
ハンデスが本当辛いです。
スペルを止めれるカードが無いため、2止めミルルンあたりに序盤に全ハンデスされたら割とどうしようもないです。
あとはメイン除去が少ないため効果消去も刺さりますね。
結論
使いやすく、攻撃能力と継戦能力を両立できている分、弱点もハッキリしているデッキです。
レッドドラゴン4枚とイジダンと遊月レベル3(コイン2枚)と炎のタマさえなんとかなれば比較的組みやすいデッキですので、ぜひ。
それでは。
デッキ考察:翠子の可能性
以前、この記事(https://lili416.hatenablog.com/entry/2020/02/21/080000?_ga=2.191291754.1762986754.1582580628-498303167.1579751266)でレイラキー入り翠子とかいう地雷?デッキについて考察していました。
ただ、この構築では仮に青タマや糾うと渡り合えたとしても華代やレイラなど、他のデッキと渡り合える保証はないと気付きました。
そもそも、《レイラ=クレジット》がオールスターで使われるのはルリグ自体がエクシード効果を持っているというのも大きな要因であることを失念していました。
それらを反省し、《レイラ=クレジット》と《ダブル・チャクラム》抜きで青タマ、糾うと渡り合うためのカードを探していたところ、
コリジョン新規の1枚を思い出しました。
疑似的にレイラキー効果を1ターンの間与えてくれるアーツ。防御点数はライフクロス回復の1点のみであり、防御点数で見れば心もとないですが、アーツの回収に長けている翠子であれば話は別ではないか...と考えました。
また、このアーツ自体は5コストであるため、青タマに悪用される可能性こそありますが、
よくよく考えてみたらただでさえ防御面数の少なさをハンデスで誤魔化している青タマが手札が基本多いのにこのアーツを横取りするメリットも薄いと考えまして。
このアーツを考慮に入れ、もう一度翠子を考え直してみました。
・特に解説したいカードについて
弾丸雨注(ブザービーター)
待望の翠子準専用アーツ。 正直メインフェイズ専用とはいえ0コスでここまでやっていいんかとなるような効果してます。
1体エナ送り+2体エナから出現&5000パンプ+次のターンでのゾーン攻撃制限を1枚でこなすハイパーカード。ユニカーンや翠子出現時効果で回収したいカード第一位です。
ただ相手の《ホーリー・グランドスラム》に逆に利用される危険性もあるのでそこは要注意ですね。
プロテクション・マッピング
対青タマ用カード。疑似的にレイラキー効果も齎してくれるので、糾う系統にもおそらく有効。そもそも緑で4ドローできるのがありがたい。
ただ、ブザービーター使いまわせればそこまでリソースに困ることはない。基本青タマ&糾う対面で使うもの。
今回は青タマと糾う見たくて入れましたが環境次第ではコイン増やしてチアサシェキーにしても良いと思います。
幻怪菌 ヅチグモ
翠子の新たなアタッカー。正直翠子でここまで気軽に点取りに行けるアタッカーはありがたいです。4~3。 ブザービーターで出したいカードトップクラス。
幻怪姫 ユニカーン
上振れ要員です。こいつでブザービーター回収できれば大分リソース確保等楽になります。ただ上振れ要員なので正直ケイローン4枚目とは選択です。
幻怪電 ライジュウ
シンプルにこのデッキのコンセプトと相性が良いです。除去効果は正直P15000まで到達させる労力考えるとロマン枠ですがドロー効果は割と発動させやすい上に優秀。
幻怪 モクダルマ
初動のリソース回復役として。 先攻1ターン目に立てたいカード。こいつがいるのもあってバニラは採用していなかったり。
・採用検討カード
《聖援の使者 サシェ》
正直安定感はこっちの方が格段に増すと思います。セレハピの回数も1回稼げますし。
ただこのキーを切り捨てるタイミングの見極めが難しかったりプロテクションの爆発力を考慮して今回は採用しませんでした。正直こっちでもいいです。その場合は翠子のレベル1をコインを貰えるやつにしてください。
個人的にプロテクションを採用する場合「巻き返し力」、サシェキーを採用する場合「安定力」が高くなると思っています。
他のカードは気づき次第追記します。
・長所
リソース確保手段には事欠かないです。序盤からリソース確保しにいけるモクダルマやライジュウ、エナから展開できるブザービーター、奥の手のプロテクション・マッピング等々。リソース破壊をしてこないデッキと戦うときは過剰になるくらいにはリソース確保できます。
・短所
ぶっちゃけプロテクションは相手によっては相当腐ると感じました。そもそもブザービーターとリソース確保シグニのおかげでハンデスしてこないデッキと戦うのであればあまりリソース切れにはなりません。青タマと糾うがよっぽど嫌でなければサシェキーに変えた方が使いやすいと感じました。
・回し方
マリガン
先攻であればモクダルマを、後攻であればモモイヌ&シルフを探しに行きます。前者はパワーパンプによって壁性能を高め、後者は後攻1ターン目から2点要求を可能にするコンビです。
序盤
モモイヌで点を稼ぎながらライジュウで札を稼ぎに行きます。
モモザルやシルフの位置替え効果を上手く活用して相手の状況に合わせながら戦います。
中盤
ケイローンやライジュウ、トレントで点稼ぎと札稼ぎを同時にこなします。
レベル3のリミットは6ではありますが正直それ込みでも案外何とかなります。ナンバーバインドは怖いですが。
終盤
基本はヅチグモやイバラヒメで点を稼ぎながら、隙あらばユニカーンでアーツの回収を狙います。
回してみた感想
コリジョン新規組のおかげでまた回しやすくなったと感じました。序盤からリソースを確保しやすくなり、積極的に動きやすくなったと思います。
プロテクションを使わない試合でも防御が減ったと感じることが少ないくらいには翠子の防御力は高く、動かし方もわかりやすいのでお勧めできるデッキです。(正直最初はサシェキー型を回してみた方が良いです。よっぽど糾うと青タマを翠子で見たいとか無ければ。)
それでは。