liliのメモ帳

WIXOSSのことを中心にカード及びデッキの考察や感想、大会の結果報告、時折パック開封記事や雑談。 投稿不定期。

デッキ考察:翠子の可能性

以前、この記事(https://lili416.hatenablog.com/entry/2020/02/21/080000?_ga=2.191291754.1762986754.1582580628-498303167.1579751266)でレイラキー入り翠子とかいう地雷?デッキについて考察していました。

ただ、この構築では仮に青タマや糾うと渡り合えたとしても華代やレイラなど、他のデッキと渡り合える保証はないと気付きました。

そもそも、《レイラ=クレジット》がオールスターで使われるのはルリグ自体がエクシード効果を持っているというのも大きな要因であることを失念していました。

それらを反省し、《レイラ=クレジット》と《ダブル・チャクラム》抜きで青タマ、糾うと渡り合うためのカードを探していたところ、

コリジョン新規の1枚を思い出しました。

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画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WXK-10

疑似的にレイラキー効果を1ターンの間与えてくれるアーツ。防御点数はライフクロス回復の1点のみであり、防御点数で見れば心もとないですが、アーツの回収に長けている翠子であれば話は別ではないか...と考えました。

また、このアーツ自体は5コストであるため、青タマに悪用される可能性こそありますが、

よくよく考えてみたらただでさえ防御面数の少なさをハンデスで誤魔化している青タマが手札が基本多いのにこのアーツを横取りするメリットも薄いと考えまして。

このアーツを考慮に入れ、もう一度翠子を考え直してみました。

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今回紹介するキーセレ翠子のカードリスト



 

・特に解説したいカードについて

 

弾丸雨注(ブザービーター

待望の翠子準専用アーツ。 正直メインフェイズ専用とはいえ0コスでここまでやっていいんかとなるような効果してます。

1体エナ送り+2体エナから出現&5000パンプ+次のターンでのゾーン攻撃制限を1枚でこなすハイパーカード。ユニカーンや翠子出現時効果で回収したいカード第一位です。

ただ相手の《ホーリーグランドスラム》に逆に利用される危険性もあるのでそこは要注意ですね。

 

プロテクション・マッピング

対青タマ用カード。疑似的にレイラキー効果も齎してくれるので、糾う系統にもおそらく有効。そもそも緑で4ドローできるのがありがたい。

ただ、ブザービーター使いまわせればそこまでリソースに困ることはない。基本青タマ&糾う対面で使うもの。

今回は青タマと糾う見たくて入れましたが環境次第ではコイン増やしてチアサシェキーにしても良いと思います。

 

幻怪菌 ヅチグモ

翠子の新たなアタッカー。正直翠子でここまで気軽に点取りに行けるアタッカーはありがたいです。4~3。 ブザービーターで出したいカードトップクラス。

 

幻怪姫 ユニカーン

上振れ要員です。こいつでブザービーター回収できれば大分リソース確保等楽になります。ただ上振れ要員なので正直ケイローン4枚目とは選択です。

 

幻怪電 ライジュウ

シンプルにこのデッキのコンセプトと相性が良いです。除去効果は正直P15000まで到達させる労力考えるとロマン枠ですがドロー効果は割と発動させやすい上に優秀。

 

幻怪 モクダルマ

初動のリソース回復役として。 先攻1ターン目に立てたいカード。こいつがいるのもあってバニラは採用していなかったり。

 

 

・採用検討カード

 

《聖援の使者 サシェ

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画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WDK-13

正直安定感はこっちの方が格段に増すと思います。セレハピの回数も1回稼げますし。

ただこのキーを切り捨てるタイミングの見極めが難しかったりプロテクションの爆発力を考慮して今回は採用しませんでした。正直こっちでもいいです。その場合は翠子のレベル1をコインを貰えるやつにしてください。

個人的にプロテクションを採用する場合「巻き返し力」、サシェキーを採用する場合「安定力」が高くなると思っています。

 

他のカードは気づき次第追記します。

 

・長所

リソース確保手段には事欠かないです。序盤からリソース確保しにいけるモクダルマやライジュウ、エナから展開できるブザービーター、奥の手のプロテクション・マッピング等々。リソース破壊をしてこないデッキと戦うときは過剰になるくらいにはリソース確保できます。

 

・短所

ぶっちゃけプロテクションは相手によっては相当腐ると感じました。そもそもブザービーターとリソース確保シグニのおかげでハンデスしてこないデッキと戦うのであればあまりリソース切れにはなりません。青タマと糾うがよっぽど嫌でなければサシェキーに変えた方が使いやすいと感じました。

 

・回し方

マリガン

先攻であればモクダルマを、後攻であればモモイヌ&シルフを探しに行きます。前者はパワーパンプによって壁性能を高め、後者は後攻1ターン目から2点要求を可能にするコンビです。

 

序盤

モモイヌで点を稼ぎながらライジュウで札を稼ぎに行きます。

モモザルやシルフの位置替え効果を上手く活用して相手の状況に合わせながら戦います。

 

中盤

ケイローンやライジュウ、トレントで点稼ぎと札稼ぎを同時にこなします。

レベル3のリミットは6ではありますが正直それ込みでも案外何とかなります。ナンバーバインドは怖いですが。

 

終盤

基本はヅチグモやイバラヒメで点を稼ぎながら、隙あらばユニカーンでアーツの回収を狙います。

 

回してみた感想

コリジョン新規組のおかげでまた回しやすくなったと感じました。序盤からリソースを確保しやすくなり、積極的に動きやすくなったと思います。

プロテクションを使わない試合でも防御が減ったと感じることが少ないくらいには翠子の防御力は高く、動かし方もわかりやすいのでお勧めできるデッキです。(正直最初はサシェキー型を回してみた方が良いです。よっぽど糾うと青タマを翠子で見たいとか無ければ。)

それでは。