liliのメモ帳

WIXOSSのことを中心にカード及びデッキの考察や感想、大会の結果報告、時折パック開封記事や雑談。 投稿不定期。

にじさんじカード感想:《コードVL 御伽原江良》

f:id:lili416:20200218175214j:plain

画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?card_page=2&product_no=WXK-10

コリジョン」に収録されたにじさんじコラボカードの使用感想、ラストはこのカードです。(サンフラワーファイヤーについては...すいません、使ってなかったので今回は無しで...)

このカード、発表当初は「にじさんじよりユキ強化じゃね?」「やっぱ出張カードとして輝くのか...」云々言われていましたが。

使用目的を変えれば使えるデッキも変わります。このカードを「にじさんじ」(樋口楓)と「カーニバル」(共にキーセレクション)で使って感じたのは、

「このカードの主な役割は相手の蘇生防御に圧をかけることであり、バニラバウンス効果はあくまでおまけ。アタッカーとしてではなく、メタカードとしての役割が主」

だということでした。

 

・そのメタ効果は、オールスターフォーマットにも届きうる?

このメタ効果、何が強烈かって

f:id:lili416:20200208214424j:plain

画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WXK-09

3体同時に出てくる蘇生防御も、

f:id:lili416:20200225170839j:plain

画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WXK-05

デッキから飛んでくる面埋め防御も、

f:id:lili416:20200225170925j:plain

画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WXK-05

エナからの面埋め防御も、

f:id:lili416:20200225171128j:plain

画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?product_no=WX-21

果ては、手札からの場出し防御まで(これはオールスターですが)

全部このカード1枚で効果を黙らせ、さらにそのうち1面はこじ開けて点要求できる強烈なメタ効果。以前紹介したオールスターフォーマットで使われてるデッキの1つの主な防御手段もある程度貫通できるほどで、そのポテンシャルはオールスターフォーマットにも届き得る程です。

地味ながらランダムとはいえ、エナチャージ効果も見逃せなく、この効果のおかげでエナが足りて盤面をこじ開けるための効果を使えた、なんてことも。(いやまあこの効果、強制なんで場合によっては一回リフ入る危険性もありますが)

 

結論

このカードは強いかどうかと聞かれたら、私は「安定して強くは無いが、相手に圧をかけ、一部防御方法をメタるメタカードとしては強い」と答えます。

メタ効果と面開け効果が噛み合っており、場に出てきたシグニの効果を封殺するだけでなく、その場出しによって面を埋める防御そのものを切り崩せるのはとても心強いです。

また、デッキによっては能動的にバウンス効果を使えるのも可能性を感じさせます。

キーセレクションではもちろん、環境次第ではオールスターフォーマットでも見るかもしれません。(実際自分が使っている5c5型カーニバルの白枠として採用考えています)

そして「にじさんじ」デッキとの相性に関しては、《コードVL える》同様、特定の防御手段としてサーチしやすいため、実際に投入のために枠を用意できるといえるでしょう。

そもそもにじさんじデッキ自体、必要な時にデッキから必要なカードを用意するのは得意分野です。

f:id:lili416:20200211171941j:plain

画像引用元:https://www.takaratomy.co.jp/products/wixoss/card/card_list.php?card_page=2&product_no=WXK-08

なんならこのシグニでリクルートすればいいんですよ。面開けもできますし。そういった点では、メインアタッカーこそできませんが詰めの手段としては最適でしょう。

現在、キーセレクションでは糾うミュウなど、結構なデッキが蘇生防御を持っています。

緑デッキも、一応エナから出す防御手段がありますし。

アロスピルルクだって、《グレイブ・ブルー》で蘇生を使ってきます。

そういった点でも、キーセレクションではこのカードを見る機会は多いのではないか、と思います。

幸いウトゥルスキーのエクシード1やザロウ、メンダコギロチンなど、対応している回収手段は豊富ですし。

というわけで、感想。

「《コードVL 御伽原江良》は「ユキ」や「にじさんじ」はもちろん、よほどクラス統一する必要があるデッキでもない限り蘇生メタとして採用の価値は十分にあるカードである」。

私は使っていてこう思いました。3面の効果を1人で潰せるのはやっぱりやばい。

それでは。