デッキ考察:2重以上の強化を受けた「緑ピルルク」(2)
コリジョンにおける「緑ピルルク」は、もちろん「緑ピルルク」新規としても強化が来ました。
遅ばせながら、そのカード群を。
・エナ防御とエナ加速
まずは、「緑ピルルク」の汎用強化枠。
1番目の効果はキーセレクションでは《ブラック・ドラゴン・ウェーブ》のエナ破壊効果を防ぐくらいですが、2番目の効果が大きいです。
ハンドからとはいえ、エナの電機のシグニを増やせるのは大きいです。
ただ、緑ピルルク自体ハンドの補給が得意な方ではないのと、エナに置くカードの指定も無いため、他のデッキへの出張が主に期待できそうです。
・エナチャージ能力と強烈なメイン除去
続いては、緑ピルルクの専用強化枠。改造素材を撃つことでエナチャージを行え、少しコストは重いですが多少範囲が大きいメイン除去を放てます。主に「糾う者」や偶数軸デッキに対して効果が期待できそうです。
・パワーパンプで札を稼げ
次は翠子との共同強化枠。「改造素材」とのコンボでアタック時1ドロー持ちになるこのカード。比較的緩い条件でドロー効果も持ち、緑ピルルクが苦手なハンド補給を支えてくれます。 Wピルルクキーによって40枚オール電機構築も現実的になっている今、このカードの登場によってレベル2枠にも変化が訪れるのではないでしょうか。
・器用なエナ加速とメイン除去
ラストはこのカード。アタックフェイズ開始時とはいえ器用なエナ加速効果とメイン除去効果を併せ持った強力なカードです。
「改造素材」を使えばレベル5やライズシグニを焼けるのもいいですね。
消費するエナが重く、LB枠の競合もあるため採用するかどうかはデッキと要相談ですが、それでも強力なシグニなので、構築によっては採用が検討できると思います。
・弱点
ここまで結構「強くなった」みたいなこと言ってましたが、
こいつがゲロ重なのには正直変わりないです。
なんでロックユー内蔵してるんですか。 なんですかそのえげつないハンデス能力は。
エナ回収で札多少ごまかせるとはいえそれでもきついです。
マジでレイラキーwith防御エクシード効果来てください。こいつが本当辛いです。
...最後私怨が混ざってしまいましたが、如何だったでしょうか。
リンカーネイションでルリグデッキに防御性能を持った使いやすいハンデスメタカードが来ることを祈りつつ。
それでは。