オールスターフォーマット解説:ようこそ、もう1つのフォーマットへ
さて、これまでこのブログでは主に「キーセレクション」のWIXOSSについて書いてきました。
しかし、この記事では「オールスター」と呼ばれるフォーマットについて解説していこうと思います。
・そもそも「オールスター」フォーマットとは?
簡単に言うと、これまで出たWIXOSSカードを禁止制限リスト(通称:繭の部屋)組以外すべて使えるフォーマットです。他TCGやゲームで例えると、
シャドウバースにおける「アンリミテッド」(こっちは禁止カードの概念が無いですが)
デュエル・マスターズにおける「殿堂レギュレーション」
昔のマジック・ザ・ギャザリングにおける「type1」(とはいってもこっちは禁止カードの概念が無いので微妙に違いますが)
といったところでしょうか。
ぶっちゃけカードプールの広さという点ではこれから入る方にはあまりおすすめできない(カードプールが広ければそれだけ考える事も増えるため難しい)フォーマットなのですが、じゃあ何故ここで紹介するかというと理由がありまして。
というのも、WIXOSSにおけるルリグの一部はキーセレクションでは使うことができず、これらのルリグを使いたい場合はオールスター構築を行うことを余儀なくされるためです。
そういったルリグを好きになってWIXOSSの世界に入ってきた方も少なからずいると思われますので、こちらの記事でそのフォーマットについて簡単ではありますが説明します。
・カードプールの広さ故の魔境
さて、この膨大なカードプールに支えられたオールスターフォーマット。一言でこのフォーマットを表すと、ずばり「魔境」です。
例えば、
こんなパワーカードが汎用シグニとして活躍していたり。
エナを大量に貯めてもその大半を吹き飛ばされることがあったり。
シグニがルリグアタックステップを飛ばしてきたり。
比較的手軽にシグニにルリグ耐性与えるシグニがいたり。
蘇生防御に対してギバラ以上に厳しいシグニがいたり。
こんなパワーカード達が飛び交うのがオールスターフォーマット。紹介した5枚はあくまでほんの1例です。下手すりゃもっとやばいのもいます。
そしてこの5枚は結構手に入りやすい方でして。
こんな感じの格安デッキ(全5種)に入ってるのでオールスターをこれから始める人には最適なんですよね(売っていればですが)。
このデッキ、及びこのデッキを基に作成したデッキの紹介については後日。
とにかく言えることは、「使えるカードの幅が広い分、キーセレクションではできないようなコンボや動きがある」「そもそもカードのパワー自体も比較的高い」ということです。
それでも、
彼女達のような、「未だキーセレクションでは登場していないルリグ」を、「キーセレクションへの参戦が待ちきれないから早く使いたい」のであれば。
キーセレクション以上に複雑な戦いを楽しみたいのであれば。
オールスターフォーマットに足を踏み入れるのも、悪くないのではと思います。
かつて高額だったカード達も、探すのは面倒ではありますが再録などで比較的安くなりました。 オールスター独自のカードも、年1ではありますが着実に増えています。
555円デッキを母体に組んだデッキも、構築次第ではセレモニーで戦果を挙げれる程強いです。555円デッキからオールスターの世界に触れるのもいいでしょう。
興味のある方は、是非。
それでは。