コリジョン新規考察3:《コードVL 御伽原江良》
ついに来ましたね、《コードVL 御伽原江良》！
クラスと色から、にじさんじ及びユキでの活用を想定されているようですが、それ以外のルリグでも活躍が見込める効果を持っています。
早速このカードの特徴・役割について考察してみます。
1.バニラ化効果と組み合わせた能動的なアタッカー
1つ目の効果と２つ目の効果はシナジーを形成しており、面を埋めるために出てきたシグニの効果を１つ目の効果で無効にした後で、２つ目の効果でバウンスして面埋めの意味を無くす、黒の蘇生防御を中心に刺さる自己完結したメタアタッカーの役割を持ちます。
さらにユキで採用した場合、満開ユキ自身の効果と合わせて能動的にバウンス効果を発揮でき、ルリグ自身とも強力なシナジーを発揮します。
にじさんじはにじさんじで《コードVL 矢車りね》らと組み合わせることでバウンス効果を能動的に発動はできるのですが、にじさんじの場合《コードVL 物述有栖》や各ルリグ対応レベル４シグニなど、能動的な除去が容易、もしくは役割がよりハッキリしていて状況をあまり選ばないカードが多いことを考慮するとにじさんじとユキ、どちらが相性が良いかと言われるとユキ側でしょうか。
ただ、これらはあくまで「カードの組み合わせ次第で能動的なアタッカーになる」観点・役割の話で、もう一つの役割は汎用らしく、どのデッキでも活用できます。
2.汎用的な蘇生・場出し防御メタ
糾うミュウやウリスの《グレイブ・アウェイク》や《開かれし鍵門 ウトゥルス》、青タマの『イノセンス』など、環境に一定数いる場出し防御へのメタとして優秀な役割を持ちます。若干のランダム要素があるとはいえ、出現時のエナチャージ効果も見逃せなく、環境によっては《コードVL 鈴鹿詩子》のように様々なデッキで見かけることになりそうです。（余談ですが、この２枚のカードは結構相性良いです）
総じて、適度な汎用性とメタ効果を併せ持つ、面白いカードだと感じました。
《コードVL える》や《コードVL 鈴鹿詩子》など、にじさんじの汎用レベル４SRに特定の要素に対するメタ効果持ちが多いのは偶然でしょうか、それとも...？
それでは。
